こんにちはー あまた と申します!
この記事では、あなたが「異業種への転職を通じて新しい働き方・人生を見つける」ことをサポートします!
今回は「施工管理は転職でキャリアチェンジできる!」についてです。
オススメの転職先だけを知りたい方はこちらのリンクから飛んでください。
その他、転職以外の記事はこちら
施工管理なんてもうイヤだ!
うんうん、逃げ出したい気持ちめっちゃわかる!
というか、ぼくは逃げた(笑)
施工管理の仕事ってかなり多いですよね・・・
- 現場の安全指導
- 工程管理
- 品質チェック
- 予算管理・積算業務
- 近隣クレーム対応 など
日中は現場で清掃や指示出しをし、夕方から内勤業務が始まります。
トラブルがあれば休日返上なんてことも・・・
施工管理の仕事は嫌だぁ…
って気持ち、よくわかります。
一方で、施工管理を辞めて別のことを探そうにも「どうせ無理」と諦めていませんか?
でも、ズルズルと嫌な仕事を続けていては「あなたの人生」がもったいないですよ!!
あなたが「諦めてしまい」動けないのは、様々な不安があるからじゃないでしょうか?
心配しないで!
施工管理はキャリアチェンジできます!!
この記事を読めば、施工管理を辞めてキャリアチェンジする方法がわかります。
この記事を読めば、施工管理を辞めてキャリアチェンジする方法がわかります。
不安をなくしてツライ働き方から脱出しましょう!!
そして、「あなたらしく働ける未来」を勝ち取りましょう!!
異業種に転職するメリット・デメリット
施工管理から異業種へ転職するメリット・デメリットです。
もちろん、転職先によってメリット・デメリットは変わってきます。
一般的にどのような良し悪しがあるのか確認しておきましょう。
メリット
施工管理では叶えられなかった生活を、転職先ではかなえることができるかもしれません。
- ワークライフバランスがよくなる
- 3Kではなくなる
- 年収が上がる場合がある
ワークライフバランスが良くなる
シンプルに休みが増えます!
残業が減ります!
仕事とプライベートのバランスが良くなります!!
当然といえば当然です。
おそらく転職する理由が「休みの少なさ」や「残業が多い」です。
結果、ワークライフバランスの整っている転職先を希望しているでしょう。
現場から離れるようになるので、急なトラブルも工程に追われることもなくなります。
自分自身や家族との時間をとりやすくなるので、私生活は充実し幸福度も上がります。
転職をすることで、現場監督という仕事中心だった生活を一変させて、プライベート中心の人生にできることでしょう。
3Kではなくなる
「3K」とは以下の3つの頭文字Kをとっています。
- キツイ
- 汚い
- 危険
転職することでマイナスイメージである3Kの工事現場から遠ざかることができます。
現場作業も少なく体力的にも余裕が生まれるでしょう。
また、施工管理として経験してきた「安全管理」はリスクマネジメントとしても役立てることが可能です。
一般のサラリーマンは危機管理能力を持ち合わせていないことが多いです。
施工管理をしてきたあなたにも備わっていますので、危機管理能力は多くの転職先で生かせるでしょう。
年収が上がる可能性がある
転職先にもよりますが、年収が上がる場合があります。
詳しくは「オススメの転職先」で解説しますが、1級施工管理技士を持っていれば有利になる異業種も多々あります。
ご存じの通り施工管理職は数多くの仕事をこなしています。
- 積算・報告書などの資料作成
- 工程管理などの計画性
- 職人の手配などのコミュケーション・交渉スキル
- トラブル対応における判断力
- 現場を指揮・指導するマネジメントスキル
実は普通の内勤業務をしてきた人々よりも、とても多くのスキルが自然と身についています。
業種が変わったとしても、そのスキルたちは重宝されるものが多いです。
施工管理を続けるよりもワークライフバランスの整った転職先で、年収アップを狙うことは決して難しくありません。
デメリット
もちろん転職するにあたってデメリットもあります。
- 年収が下がる場合がある
- 転職の難易度が上がる
- 転職するまでに準備が必要
年収が下がる場合がある
メリットで、年収が上がるって言ってたじゃないか!!
落ち着いてください。
元施工管理職を求められているような業種を見つけることができれば、年収が上がりやすいです。
しかし、職歴を気にしない求人ではただの未経験者となりますので、年収は下がってしまいます。
全くの未経験で全く関係ない業種を選ぶ際には、最低でも年収〇〇円というラインをしっかりと決めて転職先を決めましょう。
転職の難易度が上がる
転職でキャリアチェンジをするのは、同業種で転職をすることに比べて難易度が上がります。
- 新しく始めたい仕事に専門知識・資格が必要
- 業界的に未経験での中途採用がほとんどない など
専門としていた中途採用者と採用枠を奪いあうことになるので、難しくなります。
しかし、転職先が全くないわけではありません。
あなたの想いが新しい働き方への大きな助けになります。
転職するまでに準備が必要
キャリアチェンジをする場合には、それなりの準備が必要となります。
かといって、資格などの難しい準備ではありません。
- やりたいことを見つける
- 自己分析をする
- 転職理由を明確にする など
この転職での準備は後述する「転職を成功させるポイント」で詳しく説明します。
もし、転職先でも施工管理をするとすれば余計な準備は必要ではないです。
一方でキャリアチェンジはそうもいきません。
入念な準備が転職成功につながりますので、その準備に時間を要してしまうのはデメリットといえるでしょう。
転職を成功させる5つのポイント
キャリアチェンジをする転職には、成功するためのポイントがあります。
逆に、この成功のポイントを押さえなければ失敗します。
1つ1つしっかりと意識することが重要です。
「転職の軸=譲れないもの」を明確にする
失敗しない転職において1番最初に行う1番重要なことは「転職の軸」を明確にすることです。
「転職の軸」とは「転職で実現したいこと・譲れないもの」「今回の転職での最優先事項」のことです。
なぜ重要かというと、
転職の成功=転職の軸に沿っている転職ができた
といえるからです。
では、どのようにして転職の軸を明確にすればよいのか。
簡単な3ステップで明確にしましょう!
- 10年後どんな自分になっていたいか、理想の姿を考える
- 今のままで理想の姿になれるのか想像する
- 理想の姿になるために譲れないものを考える
例えば、10年後の理想の姿を”幸せな家庭”だとします。
そして、その理想の姿になるためには、プライベートの時間が少ない状況では難しいと想像します。
最後に、理想の姿になるためには「ワークライフバランス」が譲れないと考えます。
つまり、この例では「転職の軸=ワークライフバランスが整っている」ということになります。
例なので簡単に書きましたが、あなたが転職の軸を考えるときはもっとあなた自身を深堀りするのがオススメです。
転職の軸を考えるために非常に役に立つYouTubeのリンクを貼っておきます。
【転職の軸】転職活動の最初&最重要『転職の軸』の固め方を徹底解説 ~サラタメのガチの実例をまじえて~
また、そもそもの理想の姿を見つけられない人に向けてオススメの書籍もあります。
ぼくはこの本で転職の軸を明確にできました。
転職の軸を明確にできれば、いよいよ転職活動開始です!!
自己分析で武器をみつける
転職の軸を明確にしたことで、自分の理想の姿はわかりました。
つぎは、自己分析をして「自分の武器」を見つけることです。
- 職務経歴
- ポータブルスキル・能力
- 興味・関心
- 性格
- 言語化する
異業種への転職とはいえ、今までの職務経歴をまとめる必要があります。
そして、職務経歴と趣味や特技などから「あなたに備わっているスキル」を見つけ出しましょう。
施工管理を経験したことで、技術職というスキルの他にも様々な「ポータブルスキル」が備わっているはずです。
ポータブルスキルは、どのような職種・業界であっても使える能力のことです。
例えば、コミュニケーション能力、計画力、決断力…などです。
自己分析では、あなたが何に興味があるのかを客観視することも重要です。
趣味や今まで経験してきたこと(学生時代の部活など)をリストアップしてみましょう。
そこからぼんやりと共通点が見えてくれば、それがあなたのやりたいことに繋がっているかもしれません。
同様に性格についても客観視が必要です。
自分自身で性格を考えていては客観視しずらいので、質問形式で洗い出すのが良いかもしれません。
- 今までで1番嬉しかったことは?悲しかったことは?
- 休日にやっていて楽しいことは?
- どんな上司に憧れる? など
自問自答については、こちらのHPが参考になります。
そして、上記の内容を言語化しましょう。
具体的には、採用面接で相手に伝えられるようにまとめられればOKです。
自己分析した内容は必ず採用面接時に強力な武器になります。
いつでも自己分析という武器を構えられるように備えておきましょう!
希望の条件を明確にしておく
転職において、譲れない希望の条件は明確にしておきましょう。
これはほとんど「転職の軸」と同じだと思っていただければOKです。
加えて、譲ってもいい条件も明確にしておきましょう。
すべての条件をかなえられるような転職は99%不可能です。
希望の条件にも優先順位をつけて転職に臨まなければ、いつまで経っても人生が好転することはないでしょう。
転職エージェントを利用する
転職活動で必ず利用してほしいのが「転職エージェント」です。
転職エージェントとは、人材採用したい企業と転職したい求職者の間に立って転職成功をサポートするサービスのことをいいます。
ぼくたちのような転職者は、転職エージェントの利用が無料です。
無料なので3人以上は利用を検討してください。
ダメダメな転職エージェントもいます。
良し悪しを見極めるために、比較できるよう複数人の転職エージェントと繋がっておきましょう。
転職エージェントを利用するメリットは以下のようになっています。
- 自分を客観的に評価してくれる
- スキル・要望に沿った転職先を提案してくれる
- 採用選考の支援をしてくれる
転職エージェントはぼくたちのことを客観的に見て、市場価値を判断します。
あなたが自己分析をした結果の他にも、強みや適正を引き出してくれるでしょう。
そして、スキルや要望に応じて転職先を選別します。
転職エージェントは非公開求人も多く待っている。
自分では見つけられない最適な求人も用意できます。
選考に進む際も、履歴書、職務経歴書、面接において企業の傾向に応じたアドバイスをくれる心強い味方です。
有名な転職エージェントを下記に一覧しておきます。
無料で利用できるので、気軽にのぞいてみてください!
退職は計画的に
転職において盲点になりやすいのが「退職」です。
社内規定で申し出~退職までの日数が決められている場合があります。
※2週間~1か月の企業が多いです。
転職先が決定し入社日が決まっても、
辞められずに内定が流れた……
なんてことも珍しくありません。
転職活動を始めたら社内規定を確認して、退職の申し出をするリミットを把握しておきましょう。
オススメの転職先6選
施工管理の経験が活かしやすい異業種を6つピックアップしました!
いずれも施工管理だった実績をアピールしやすい業種ですので、参考にしてください。
建設テック
オススメの理由 | ・成長性◎ ・20代など、若いほど就職しやすい |
特徴 | ・施工管理の経験をアイデアへ! |
20代へオススメしたい転職先が「建設テック」です。
建設テックは、Tech企業の中でも建築におけるIT企業です。
(ANDPADなど)
常に工事現場の悩みや意見を求めている建設テックにとって、施工管理経験者は貴重な人材です。
20代の若い世代であればテクノロジーにも強く、新しい視点からアイデアを生み出せると期待もされます。
日本における建設業界はIT化が遅れているのが現状です。
一方で、市場規模は約50兆円を超えており世界第3位です。※執筆当時
少子高齢化の問題も抱えている中、IT化による生産性の向上は必須とされています。
現状の建設テックは現場への導入が不十分なこともあり、これからまだまだ伸びていく業界です。
建設テックは将来的にも需要が伸びてくる業界なので、20代が新しい働き方に挑戦するのに打ってつけの転職先です。
FM(ファシリティマネージャー)
オススメの理由 | ・ワークライフバランス◎ ・建設業界を別視点で経験できる |
特徴 | ・施工管理の経験を別業界で! |
あまり聞きなじみのない職種かもしれません。
FM(ファシリティマネージャー)については”いわん太”さんの「セコカンリベンジャーズ」で詳しく解説されています。
シンプルにいってしまうとファシリティ(土地、建物、構築物、設備等)を経営的な目線で管理する仕事です。
施工管理の転職先おすすめ4選|この仕事知れて人生変わりました | セコカンリベンジャーズ (iwanta-business.com)
まだピンと来ないかもしれません。
もう少し嚙み砕きます。
企業や団体が管理している複数の自社ビル・施設を、経済的で働きやすい環境に最適化していくプロがFMです。
建築物の管理という観点ではFMも施工管理も同じですが、管理する視点と状態がまったく異なっています。
- 施工管理 → 工事中の建物の環境・工事コスト・安全管理
- FM → 完成後の建物の環境・移転PJ管理・施設運営・利用満足度
FMの仕事も多岐にわたりますが、オフィスの移転プロジェクト企画、移転先の賃貸借契約・計画・設計・仕様条件提示、業者選定、施設管理計画などがあげられます。
現在、働き方改革の影響で多くの企業がFMの仕事を求めています。
これからも需要が伸びてくるFMの仕事がなくなる可能性は低いです。
しかし、多くの仕事を抱えていそうなFM。
実は、ワークライフバランスが良いです!
転職サイトで求人を調べてみると、多くの企業が「月30時間未満」で検索ヒットします。
どうでしょう?あなたが施工管理として働いているのと比較して短くないでしょうか?
また、募集要項に「1級建築施工管理技士」の文字を多く見かけます。
わたしたち施工管理者の需要も高く、ワークライフバランスも整えられているFMはとてもオススメできる転職先です。
もっと詳しく知りたい方は”いわん太”さんのHPをチェックしてみてください!
ファシリティマネジメントとは?現役FMがわかりやすく解説します!
技術系公務員
オススメの理由 | ・ワークライフバランス◎ ・突発業務がない |
特徴 | ・公共の工事管理 ・安定している |
ワークライフバランスがとれていて収入が安定した仕事のイメージといえば、公務員でしょう。
説明不要かと思いますが、ワークライフバランスが整っており、企業のように倒産しないので収入も安定しています。
施工管理にはありがちな急ぎの突発業務も存在しないので、休みのプライベートな時間を壊される心配もありません。
一方で 「いまさら公務員なんて……」 と公務員は“新卒で目指すもの”だと思っているかもしれません。
たしかに公務員試験の合格は必要ですので、一般企業への転職よりは難しいです。
しかし、実は公務員には「民間企業経験者」の枠があり転職しやすい工夫がされています。
施工管理というキツイ業界を抜け出して、確実に安定した働き方を目指す方にはオススメです。
ビル管理
オススメの理由 | ・ワークライフバランス◎ ・業者選定経験が生かせる |
特徴 | ・設備系資格が優遇 |
ビル管理は、対象のビルの電気などの設備を安全に使用できるよう管理・点検・メンテナンスをする仕事です。
状況に応じて業者選定・発注もおこないますので、施工管理としての経験が十分に生かされます。
性質上、構造的な欠陥は頻繁に起こらないので設備関係に詳しい人が活躍しやすいです。
転職求人を確認しても残業時間・土日出勤が少ないので、ワークライフバランスも整えられています。
一方、年収400万円程度と、施工管理に比べてあまり高くないことが欠点としてあげられます。
収入よりもワークライフバランスを重視する方にとっては、募集が多く転職しやすい職種です。
UR都市再生機構
オススメの理由 | ・ワークライフバランス◎ ・施工管理経験がまちづくりに生かせる ・様々な経験ができる |
特徴 | ・公的機関 ・都市再開発 ・賃貸住宅の管理 |
UR都市再生機構は、都市の再開発や賃貸住宅の管理を行う仕事です。
民間企業との連携が必須であり、施工管理の仕事と同様にコミュニケーション能力や管理スキルを生かすことができます。
3年でジョブローテーションも行われているので事務系総合職なども経験できます。
自身の成長や新しいことにも挑戦できるのが魅力です。
ワークライフバランスも整っています。
- 残業時間:22.0時間
- 離職率:1.1%
- 有給休暇平均取得日数:12.5日
- 夏季休暇平均取得日数:6.9日
求人数が少ないことだけがデメリットですが、とても働きやすい環境が整っているのが特徴です。
デベロッパー
オススメの理由 | ・ワークライフバランス◎ ・年収UPが狙える ・施工管理経験が生かせる |
特徴 | ・マンションや都市開発 ・まちづくり |
デベロッパーはマンション、宅地、都市、リゾートなどの開発をおこなう仕事です。
ゼネコンと似ていますが、デベロッパー=発注者、ゼネコン=下請けとなります。
仕事の依頼先がゼネコンなどの施工管理者なので、発注者側ですが施工管理の知識が活躍します。
デベロッパーはワークライフバランスを整えやすいことが特徴です。
- 土・日・祝日休み
- 完全週休2日制
- 残業時間月20時間程度 など
男性の育休取得率が高い企業もあり、プライベートや家族との時間を大切にした働き方ができます。
年収500万円以上の求人がほとんどで、1級施工管理技士を持っている場合にはさらに好条件が期待できます。
デメリットとして、求人数が少ないことがあげられます。
離職率が低いからです。
もしデベロッパーを検討しているのであれば、転職エージェントからの非公開求人を狙うのがオススメです。
転職エージェントを見つける
【注意】転職先も施工管理を選んだ場合のリスク
異業種への転職の前に、思考停止で施工管理への転職をしてしまうリスクについて解説します。
「何をしたいか」「どうなりたいか」を考えるため、キャリアチェンジにはパワーが必要です。
逆に、転職サイトなどで求人を探すと同じ施工管理職の仕事から多くのスカウトがきます。
施工管理で転職をするのは楽に進められます。
パワーを使うキャリアチェンジよりも、惰性で施工管理職を選ぶほうが簡単でスムーズに転職先を見つけることができます。
しかし、本当にそれでよいのでしょうか?
本当に施工管理を続けたいのかを考える
転職先も施工管理でいいかぁ
それ、後悔しませんか??
施工管理→施工管理の転職は、はっきり言って簡単です。
これはぼくが施工管理としての転職を繰り返してきた感想です。
建設業界はどこも人手が不足しているので、働き口はすぐに見つかるでしょう。
しかし、あなたは本当に施工管理を続けたいですか?
目的を達成させるための手段として転職があります。
転職をすれば、目的が達成するわけではありません。
ましてや転職をすることが目的ではありません。
どうして転職を考え始めたのか、もう一度よく考えてみてください。
思考停止で施工管理を選ぶと失敗する
あなたが「転職」を考えた理由は何だったでしょうか?
もしその理由が「施工管理から離れたい」だとすれば、転職先を施工管理にするのは危険です。
実体験ですが、ぼくは過去に思考停止で転職先を施工管理としました。
最初は年収が低いから今の仕事が嫌なんだと思い込んで……
施工管理を続け、転職を重ねることで年収を上げることができました。
しかし、年収が上がっても施工管理が「したくない仕事」であることに変わりはしませんでした。
あー、もらえる金額なんて関係なくて、この仕事が嫌なんだわ・・・
結局ぼくは、無駄な転職を重ねて、人生を無駄使いしただけでした。
もしあなたが、施工管理は好きだけど今の会社に不満を持っているのなら、転職先に施工管理を選ぶのが大正解だと思います。
ただ、現状の仕事内容に不満があるのなら、キャリアチェンジを目指すのが良いでしょう。
会社に不満がある | → 転職先も施工管理 |
仕事内容に不満がある | → 転職先はキャリアチェンジ |
現場監督から転職したい一般的な理由
施工管理を辞めたい理由は人それぞれです。
あなたにも辛いと感じた決定的な理由があったでしょう。
では、ほかの人はどのような理由で辞めることを決意するのでしょうか。
一般的な辞めたい理由と、なぜそのような気持ちが出てくるのかまとめました。
激務、体力の限界
- 安全管理
- 工程管理
- 品質管理
- 原価管理
仕事量が多く、施工管理は激務ですよね。
現場の指示、工程調整、コスト調整と、現場作業・事務作業……など、やることが多岐にわたります。
特に工程厳守なので、急なトラブルにも対応が必要で、気付けば時間が無くなっています。
業務量に押しつぶされて転職を考える人もいます。
プライベートの時間がない
働き方改革により、週休2日制が進んでいます。
しかし現場は動いていることも多いため、家でゆっくりしていても電話が止まらないなんてこともあるでしょう。
緊急のトラブルや近隣クレームなどがあれば急な休日出勤も発生する場合があります。
スケジュール上では休日になっていたとしても、仕事をしているなんて状況が少なくないです。
自分の時間が取れない、休まらないことで転職を考える人もいます。
人間関係が難しい
施工管理は会社や上司と職人さんの間に挟まれることが多々あります。
コミュニケーションする相手が多く、人間関係が難しいです。
また、職人との間に亀裂が入ると、無視されたりいうことを聞いてくれなかったりします。
人間関係がうまくいかずに辞めてしまう人もいます。
建設業界の未来が不安
建設業界自体は市場規模が大きく安定しているように見えます。
しかし、人手不足・高齢化が大きな問題になっています。
国土交通省によると、建設業で働く人は55歳以上が約35%であり、29歳以下が約12%です。
※国土交通省の資料参照
さらに全体の約4分の1以上の技能者が60歳以上であり、10年後には多くの方が引退していると予想できます。
もちろん対策として、働き方改革や生産性向上を目指しています。
しかし、対策の効果があまり出ていないことを、私たち施工管理者はよくわかっているのではないでしょうか。
建設業界がなくなることは絶対になくなりませんが、将来への不安は大きくなる一方です。
まとめ|転職先が異業種でも問題ない!!
施工管理は転職でキャリアチェンジできる職種です。
キャリアチェンジ転職をするにあたっての要点は以下のようでした。
メリット | ・ワークライフバランスがよくなる ・3Kではなくなる ・年収が上がる場合がある |
デメリット | ・年収が下がる場合がある ・転職の難易度が上がる ・転職するまでに準備が必要 |
転職を成功させるポイント
- 「転職の軸=譲れないもの」を明確にする
- 自己分析で武器を見つける
- 希望条件を明確にする
- 転職エージェントを利用する
- 退職は計画的に
オススメ転職先
- 建設テック
- FM(ファシリティマネージャー)
- 技術系公務員
- ビル管理
- UR都市再生機構
- デベロッパー
施工管理を無理に続けると……
- 無駄な転職を繰り返してしまう
現場監督から転職したい理由
- 激務、体力の限界
- プライベートの時間がない
- 人間関係が難しい
- 建設業界の未来が不安
施工管理という仕事は、非常に多くの業務があります。
しかし、その忙しさのおかげで多くの経験を積むことができています。
”どんな仕事や業界であっても生かせられる「ポータブルスキル」”
それがあなたにも備わっています。
前向きに自信をもってキャリアチェンジに挑戦してください!!
現在の日本で転職活動をするのに転職エージェントは必須です。
登録も相談も無料なので、まずは転職の第一歩としてお試しください!
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